八戸市美術館「リビングルーム」きっかけ

八戸

八戸市美術館で2025年2月24日(月・祝)まで開催の企画展示「リビングルーム」に母方の曾祖父、杉山光鳳(すぎやまこうほう)の作品が展示されています。

父方の祖母の一周忌もあり、2000点以上ある収蔵品の中でいつ展示されるかわからないということもあり、八戸に行ってまいりました。

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八戸市美術館館長の佐藤慎也さんが展示構成をしてくださったこともあり、どんな展示になっているか楽しみでしたが、直属の孫である母親やその弟の叔父は反応がうすいのです。

「いつでもみれるし。」という感じです。

娘である母方の祖母はまだ健在ですが、調子があまりよくないとのことで、会えるうちに会っておきたいと思い、叔父に連絡をとりました。

話をきくと、元気だということでしたが、車で長く出歩くことが難しいとのことで、会いに行きました。

祖母は、美術館で杉山光鳳の展示をしているときくと、とても喜んでいました。

おみやげに、横浜のハーバーというお菓子を買っていきましたが、柔らかいので、喜んで食べていました。

祖母が住んでいる母親の実家は、杉山光鳳さんが建てたお家で、私が知っている限りではそんなに立派なお家ではないのですが、建てられた当時は御殿と言われるくらいのところだったそうです。

杉山光鳳さんが東村山市へ引っ越したことをきっかけに、母たち家族が移り住んだそうです。

子どものころから杉山光鳳さんの絵が飾られていて、母も叔父もそれをずっとみて過ごしました。

杉山光鳳の娘、祖母。

いつも笑顔です。

叔父に、「美術館に見に行く?」ときくと、

ちょっと間があって、

「いいや。」と言いました。

「家でいつでも見れるし。」

とのこと。

美術館の作品は撮影できるので、(著作権管理者として自分たちがサインしたのですが)

写真を見せると「ふーん」という感じで見ていました。

興味がないというよりは、どこか照れくさい。という感じもありました。

叔父は母親の10歳年下なので、曾祖父には会ったことがなく、でも「これはおじいちゃんの絵なんだよ。画家なんだよ。」と言われて育ったそうです。

叔父が曾祖父に会ったことがないのに、なぜか私は会っています。

Screenshot

八戸に戻ってきて一回だけホテルサンルートで個展があり、母が連れて行ったそうです。

奥にいるのが杉山光鳳さんだと思います。

今回八戸市美術館でかっこよく展示されています。

ソファにこしかけて、ゆっくりと見れるようになっています。

お、おしゃれ。

これが杉山光鳳の作品です。

三八教育会館という建物が取り壊されるときに、施設内に展示されてあったものが美術館に寄贈されたそうです。

せっかくの展示に興味を示さない身内に内心「なんだよ~。」となりましたが、よくよく考えると、

「家で見れるから美術館に行かなくてもいい。」という発言はすごいな。と思いました。

「美術の才能は全部こっちにいったんで。」と、私を指さして言う叔父ですが、どんなに貧しい家でも、本物の絵が1点家に飾られているだけで、心が豊かに育つものなんだなあ。

と、母親兄弟をみて感じました。

子どものころから本物の美術品に日常的にふれる大切さを改めて実感しました。

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