今年もクリスマスプレゼントをします。

まちとアート

2015年から(たぶん)行っている12月24日に路上生活者の方々への靴下プレゼントのプロジェクトを2024年の今年も行います。

来年で10年!

もともとは、寿町の路上生活者のパトロールに参加したとき、「靴下ない?」とあちこちできかれたのがきっかけです。

支援者のもとを訪ねても毛布や上着はあるものの靴下がなかったということが発端になっています。

12月24日がパトロールにあたる日だったので、クリスマスの靴下とかけて、全国から靴下を集めてプレゼントしちゃおう!と急に思い立ち、行ったのが最初です。

一緒にパトロールをしていた方もいいね!と、のってくださいました。

路上生活者やその支援の拠点となる寿町について取材しようにもきっかけに困っていた神奈川新聞の記者さんが、「アートなら記事にしやすいかも!」と、記事にしてくださった結果、ものすごい反響で、たくさんの靴下が届きました。

その一方、目立ちたいからやっている。というような批判もあり、本体の路上生活者パトロールではなく、竹本さん独自のプロジェクトとして行った方がよい。という助言をいただき、そのようにしました。

それが今まで続いています。

記者さんはこれを機に、本体のパトロールのことも記事にしてくださり、バランスをとってくださいました。それ以降、ご自身も年末年始は寿町でボランティアをしながら記事を書いていました。

最初のうちは、路上生活者だからこんなもんでいいだろう。というような、残念なものも届きました。

寿町の支援者にこぼすと、「本人はよかれと思っているんだろうけどね~。」と、普段から支援で送られてくるものの中にはゴミのようなものもあり、その仕分けに大変なご苦労があることを知りました。

それから、「誰かにプレゼントする感覚でくつしたをお選びください。」と言葉をそえました。

そうしたら、残念なものが届かなくなりました。

寿町には平気で1年以上賞味期限の切れたインスタント品が大量に支援品で送られてくることがあります。

最初は仕分けが重たく感じることもありましたが、今は送ってくれる人のためにやっているのではないかと思うくらい、送ってきた人の楽しい感じが伝わってきます。

誰か知らない人に贈り物をするのは結構ワクワクするものなのですね。

さっそくかわいい靴下、あたたかそうな靴下が届いています。

そして今年の募集チラシです。

1足からでも参加してみませんか。

たくさん集まったら、寿町の支援者にも寄付します。

よろしくお願いします。

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