私がアートによるまちづくりを推進している黄金町エリアで活動を始めた頃の初音町は、婦人部が元気で活動的なまちでした。

その婦人部の方々がご高齢になったり、中心となっていた人物が街を出て行ったりバタバタとお亡くなりになったりして、現在の執行部は70代〜80代の方でなんとか運営しています。
しかし、イベントとなると大盛り上がりで、老若男女、大人も子どもも集まります。
写真は昨年末の子ども夜警の様子です。

商店街だった時には商売をされていた方々が多く、今では会社員が多いので、定例の町内会には出席できないですが、イベントになると今まで中心で動いていた方々の息子さん世代などがお手伝いに来るのです。
子供の頃から地域の行事に出ているので、当たり前の習慣のように、体が動いているようにみえます。
しかし、この地域のまちづくりは、お隣の日ノ出町と一緒に取り組んできており、そのような会議となると行政や警察に合わせた平日の午前中となっていて、地域住民がなかなか参加できません。
そこにあまり出られない初黄町内会は近年は弱小の町内会だと、近隣の方々やまちづくりに参加している方などに揶揄されています。
また、それは高齢化だけが理由ではありません。
引っ越してきた住民さんがやる気がある方だったので、町内会のことをお任せしたところ、次々と、今までやってきたことが無駄だとか効率が悪いとかと言って、やり方を大きく変えてしまったり、行事をなくしてしまったりしました。
高齢の方々の動きや対応が遅いなどと、叱りつける場面を目の当たりにしたこともあります。
そのうち、ご自身も動きづらくなったようで、姿が見えなくなりました。
この地域は、特にバブル崩壊後の治安や環境が悪かったこともあり、地域の方々の地道な努力で、マイナスからやっと0くらいにしてきた経緯があります。
しかし、一般的な住宅地で暮らしてきた人からしてみると、最初からマイナスで問題があるまちだと考えてしまうことがあります。
この地域の方々はどんな状況でも街の素敵なところを見出して、自分たちのペースを守って生活してきました。
のんびりして動きが遅いように見える町内の方ですが、そののんびりした中には、そんなヘビーな活動を楽しみながら、みんなでおしゃべりしながら、少しずつ継続してきた知恵や度胸があります。
今でも怖い人が怒鳴りにきたり、嫌がらせをしにきたりするようなことがたまにありますが、そういうときこそ、この街の人たちは平静を保ち、堂々としています。
何かあった時に、日ノ出町町内会と力を合わせていろんなことに対応してきた初黄町内会ですが、新しいやる気のある住民さんが、日ノ出町町内会と一緒に行ってきたあるプロセスを無駄だと言って廃止していました。
ある時、危険なことがあった時、「初黄町内会さんは独自でやっているでしょ。」と、助けてもらえなかったことがありました。
そこで、私は、それではいけない。と、時間をかけて以前やっていたプロセスをふむよう戻したり、町内会どうしの交流をもう一度密にするような動きを行っていきました。
これらは、私が運営管理を業務委託されているNPO法人黄金町エリアマネジメントセンター ステップスリーの取り組みとして行ってきました。

このステップスリーを通して、地域の方やアーティストが出会う場所もつくってきました。
私は、2026年3月末でこの場所を出て、NPO法人黄金町エリアマネジメントセンターの地域担当のような役割も終えますので、地域の方や行政の方、警察の方のつなぎ役ができなくなります。
その代わり、新拠点で自分自身の制作に集中することと、初黄町内会に加入することで、まずは、初黄町内会のたてなおしをすることに協力していきたいと思っています。
そのための拠点のクラウドファンディングを1月25日(日)23時59分59秒まで行っています。
最後まで頑張りますので、応援よろしくお願いします!↓↓↓


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